【朝日杯FS】大知ベタホメ!賢いプレイアンドリアル
2013年12月13日 05:30 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、朝日杯FS(15日、中山)でプレイアンドリアルに騎乗する柴田大騎手を直撃した。
――プレイアンドリアルですが、前走(東スポ杯2着)時は最終追い切りにも騎乗。
柴田大 その時の感触が凄く良かったので、中央に入ってもそれなりに走れるという手応えはありました。
――当日、レース前の雰囲気は?
気合が入って、エネルギーをため込んでいる感じ。凄く良かったです。
――好スタートから前半は少し行きたがった。
最初はハミをかんだけど、途中でスコンと抜ける感じになって良い手応えになりました。ずっと掛かり通しにならないところがこの馬の賢いところです。
――直線を向いた時は絶好の手応えをみせました。
実際、いい手応えでした。正直、勝てるんじゃないかな?って思いました。
――しかし、最後は内からすくわれて2着。
結果的に枠順の差が大きかったと思います。勝ち馬には内枠で前を壁にして絶好の競馬をされてしまいました。力的には大きく負けたとは思っていません。
――門別で乗った時(初戦1着)との違いは?
初戦はコーナーリングが下手でした。逆手前で入ってうまく曲がれませんでした。でも、前走はそんなことはありませんでした。
――学習能力が高い?
精神的に大人なのだと思います。スクーリングをした時もどっしりと構えていたし、厩務員さんに聞いても1頭で隔離されている状態でも全く寂しがったりしないそうです。
――中間の状態に関しては聞いている?
結構、強いところをやられているそうですが、全くへこたれることなく元気いっぱいだと伺っています。
――地方所属のまま中央のG1制覇に挑む。
輸送などを考えると、ホッカイドウから川崎に転厩したのはよいと思います。岡田オーナーの悲願なので何とか達成できるよう、僕も精いっぱいの騎乗をします。