田井のエフフォーリア「愛」実った！皐月賞制して堂々2冠目の舞台へ

　みなさん、こんばんは。スポニチ競馬webの中の人です。

　牡馬クラシック第1弾の皐月賞が18日行われ、2番人気のエフフォーリアが見事優勝を飾りました！これで横山武史騎手は初めてとなるGⅠ制覇。史上2番目の若さで皐月賞ジョッキーとなりました。

　皐月賞にしては緩いペース。1000メートルを通過したところでレッドベルオーブが掛かり気味に押し上げペースは上がったものの、そこであわてず騒がず内を進んだ武史騎手とエフフォーリア。直線入り口で鞍上のアクションに応えたエフフォーリアはそのまま内を鋭く伸びてゴールイン。2着のタイトルホルダーには3馬身をつける快勝でした。

　「4角は内の方がスムーズにいけると判断した」。プレッシャーがあったとしながらも武史騎手のこのコメントに勝負師として一面が垣間見えました。ブラッドスポーツのブラッドは馬だけでなく、人の側面からも言えること。もちろん技術は本人の努力のたまものですが、武史騎手の騎乗にはどこか父である横山典弘騎手を感じさせます。この高い騎乗技術が日本ダービーの舞台で再び花開くことが心から楽しみです。

　スポニチ競馬Webでひときわ喜びを爆発させているのは東のホープ・田井でしょう。デビュー前からエフフォーリアに熱視線を注いでおり、昨年11月8日の「マジ買う！」では「エフフォーリアは、今年のエピファネイア産駒の代表たる器あり」とエフフォーリア“愛”を表明。年始のクラシック予想でもエフフォーリアを"春2冠"に指名していました。4月17日の「牧童対決」（紙面、スポニチ競馬Web掲載）でも「デビュー前、剛柔併せ持つ馬体に一目ぼれ。以後、うわごとのように“この馬はダービーを勝つ”と言い続けてきた」と一貫して熱い思いを綴りました。エフフォーリアは見事に1冠目を獲得。2冠へ。皐月賞のパフォーマンスからは田井の“うわごと”の実現度は高いように思います。みなさんはいかがお考えでしょうか？

　先週の田井はそれだけでなく、10万馬券を複数揃える大活躍！第3シリーズの「マジ買う！」でもトップに立つ田井。レース前日にスポニチ競馬Webで見られる彼の印に今週もご期タイください！

4/17
【寺下】中山4R 三連単:▲-◎-☆ 51,300円
【高木】中山7R 三連単:◎-△-△ 53,710円
【寺下】中山7R 三連単:○-◎-▲ 53,710円
【諸星】阪神8R 三連単:◎-△-☆ 60,490円

マジ買う1日1R推奨予想【浜田】新潟5R ３歳未勝利 複勝ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【菱田】阪神9R 千種川特別 三連単:▲-◎-△ 10,350円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【万哲】中山9R 山藤賞 三連単:○-◎-☆ 9,070円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【鈴木智】中山9R 山藤賞 複勝ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【オサム】新潟10R 雪うさぎ賞 単勝ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【田井】中山11R 第23回中山グランドＪ 三連単:◎-△-▲ 4,810円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【梅崎】中山12R 利根川特別 複勝ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【田村】中山12R 利根川特別 複勝ズバリ！！

4/18
【田井】新潟8R 三連単:○-◎-△ 131,810円
【田井】新潟9R 三連単:◎-△-▲ 101,340円
【寺下】新潟9R 三連単:◎-△-○ 101,340円
【鈴木智】阪神10R 心斎橋Ｓ 三連単:◎-△-△ 233,690円
【田井】新潟12R 角田浜特別 三連単:◎-▲-△ 95,440円
【寺下】新潟12R 角田浜特別 三連単:◎-☆-△ 95,440円

マジ買う1日1R推奨予想【小林】新潟2R ３歳未勝利 単勝ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【菱田】阪神9R 須磨特別 三連単:◎-○-☆ 800円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【田井】中山10R 京葉Ｓ 三連単:◎-△-▲ 33,610円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【田村】阪神11R 第26回アンタレスＳ 三連単:◎-▲-△ 11,010円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【梅崎】中山11R 第81回皐月賞 単勝ズバリ！！

【寺下の番です・皐月賞】⑧キッド、デビューも早いが末脚も速い

ラーゴム重なる3年前覇者

ヴィクティファルスの決め手上位

ダノンザキッドを倒すのはエフフォーリア

ヴィクティファルス池添兄弟Ｖ

岩田望が駆るヨーホーレイク

タイトルホルダー先手必勝だ

ダノンザキッド本番で本領発揮

【皐月賞】田村、若馬伸ばす大久保流①ハダル

【皐月賞】田井、タフに育てる鹿戸流⑦エフフォーリア

【寺下の番です・皐月賞】末脚が速い⑥ヨーホーレイク、過去王者と合致

【皐月賞】全4戦上り最速　⑥ヨーホーレイクで一丁あがり

　さあ、皐月賞！週末の天気が今回の鍵を握る。現段階では確定できないので、道悪想定で予想してみる。
　本命は（６）ヨーホーレイク。デビュー２連勝の後、スタート後に接触して後方に置かれたホープフルＳで上がり最速の３着。きさらぎ賞でもスタートで隣の馬と接触して後手に回り、勝ち馬に比べて距離ロスが大きい中で上がり最速の２着だった。道悪はこの馬にとってはプラス。皐月賞を目標に出来も万全。正直、上位人気馬とオッズほどの差はない。問題はゲートくらいだ。ここは一発狙いたい。
　対抗は（９）ラーゴム。３年前にやや重で勝ったエポカドーロと同じ父オルフェーヴル、母ミスプロ系の配合。道悪になれば浮上する。良馬場だと評価は下がるが、何せ現時点では分からないのでヤマを張って対抗に。３番手に（１６）レッドベルオーブ。過去４戦マイルを使って２度のレコード。初の２０００メートルになるが、Ｇ１の流れになれば、この経験が生きてくる。朝日杯ＦＳ（３着）以来だが、桜花賞の１、２着馬も阪神ＪＦからの直行。折り合いを考えたら大外もむしろ悪くない。力を出せる状態にある。
　他では前走負けて強し、むしろ人気落ちがおいしい（８）ダノンザキッド。大器の可能性を秘める（５）ヴィクティファルス。道悪歓迎の（３）ステラヴェローチェ。展開が向きそうな（１）アドマイヤハダル。前走はスタートでよれながら勝ち切った（１１）ディープモンスター。穴で（１５）グラティアスなど。１番人気想定の（７）エフフォーリアは馬券妙味でぶった切る！と思ったが、買っても元は取れそうなので押さえる。
　馬券は３連単フォーメーション（６）―（９）（１６）―（１）（３）（５）（７）（８）（９）（１０）（１１）（１３）（１５）（１６）、（６）―（１）（３）（５）（７）（８）（１０）（１１）（１３）（１５）―（９）（１６）、（９）（１６）―（６）―（１）（３）（５）（７）（８）（９）（１０）（１１）（１３）（１５）（１６）、（１）（３）（５）（７）（８）（１０）（１１）（１３）（１５）―（６）―（９）（１６）を各５００円の３万８０００円勝負！よろしくちゃーん！

【寺下の番です・皐月賞】時計が速い⑯ベルオーブ、レコードVは裏切らない

⑦フォーリア皐月も無敗戴冠で連勝

【皐月賞】混戦ムードも上昇度でダノンザキッド一歩リード

皐月賞の枠順が確定！

皐月賞の枠順が確定！

　大混戦の今年の皐月賞だが、中心視するのは4枠8番のダノンザキッドだ。昨年6月のデビューから3連勝でGⅠホープフルSを制し、JRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。3歳初戦となった弥生賞ディープインパクト記念は、少頭数の前残りの展開に泣き3着と初黒星。それでも上がりはメンバー中最速をマークしており指揮官も「内容のある３着だった」と悲観していない様子。デビューからコンビを組む川田とクラシック制覇に向かう。

　関西の大将格がダノンザキッドなら関東は3戦無敗、4枠7番に入ったエフフォーリアだ。前走の共同通信杯は早め先頭から後続に2馬身以上の差をつけて優勝。そこで退けた2着ヴィクティファルス、3着シャフリヤールがその後に重賞制覇するなど、メンバーのレベルは非常に高かった印象だ。懸念点は多頭数の競馬。ペースが引き締まる皐月賞だけに、適応力が求められる。

　ヴィクティファルスは3枠5番から。前走スプリングSは重馬場の中、ロングスパートを見せて勝利。天気が心配される今週末にあって、前走内容、スタミナ満点の血統からも注意したい一頭だ。朝日杯FS3着からぶっつけで挑むレッドベルオーブは8枠16番に入った。直行ローテだけに状態が気になるが、4週連続で跨った福永は「全体時計（5F70秒3）は遅いが、凄く反応が良かった。成長して、いい馬になっているよ」とコメント。デイリー杯2歳Sでの2歳コースレコードVもあって、朝日杯FSでは1番人気になった素材。更なる成長が見込めるなら楽しみだ。

　中京で行われたきさらぎ賞Vのラーゴムは5枠9番から。折り合いと右回りに一抹の不安があるが克服なら。7枠13番タイトルホルダーは弥生賞ディープインパクト記念で逃げ切りV。後ろがけん制しあうようなら、この馬の独り旅に注意したいところ。

　中の人注目ステラヴェローチェは2枠3番に入った。共同通信杯は1番人気もキレ負けした印象で、5着に敗れた。ただ他馬との斤量差がなくなる今回は改めて見直してもいいはず。馬場の悪化もサウジアラビアRCの内容からは決してマイナスではない。ソダシで桜花賞を制したトレーナーとジョッキーだけに勢いも魅力的だ。

【寺下の番です・皐月賞】デビューが早い王者キッド、6月新馬V後休ませアドバンテージ

【寺下の番です・皐月賞】テンが速いワールドリバイバル、ノーマークの逃げ切り劇

【皐月賞】レッドベルオーブ　コントレイルと同じ“3冠配合”

　ディープインパクト産駒の皐月賞制覇は5年前、8番人気で優勝した第6世代ディーマジェスティが初めてだった。それまでは苦手意識も感じられた牡馬第1冠だが、翌17年も9番人気アルアインが制し、昨年はコントレイルが3冠を予感させる決定力で1番人気に応えた。直近5年で3勝の実績は高配当連発の穴属性を含め、大混戦となった今年のメンバーを絞り込むには十分といえる。

　前記3頭の共通項は明快で、皐月賞以前に重賞を勝っていたこと。それを踏まえるとデイリー杯2歳Sの覇者レッドべルオーブが最有力ということになる。同馬は母の父がコントレイルと同じアンブライドルズソング。さらにコントレイルの3代母の父ストームキャットを祖母の父に装備しており、構成血脈は最新の皐月賞馬と極めて近い。初距離、初コースも血統的には克服可能だろう。

　ディープインパクト×アンブライドルズソングの組み合わせは他にも朝日杯フューチュリティSのダノンプラチナ、本馬と同じくデイリー杯2歳Sを制した全兄レッドベルジュールと、JRA出走21頭中4頭が重賞ウイナーに上り詰めている強力なニックス。ちなみに“同配合連覇”には黄金配合とされた「ステイゴールド×メジロマックイーン」の11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップの先例もある。大駆けを警戒しておきたい。（サラブレッド血統センター）