2021年06月20日 阪神11R 第26回マーメイドS
3歳上OP 特指 国際 牝馬 ハンデ 芝・2000m
実績馬とオープン馬、格上挑戦馬がハンデ戦で激突する混戦必死のGⅢ
<2020年・マーメイドS>ゴール前で抜け出し勝利するサマーセント(左)(撮影・亀井 直樹)
毎年のように荒れる。穴党にとっては週末が待ち遠しいことだろう。今年も混戦ムードの組み合わせ。軸にはアブレイズを据える。前々走に兆しが見えた。福島牝馬Sは6着ながら、メンバー最速上がり33秒5の末脚を繰り出した。これまで34秒台で上がったことが一度もなかったのだから、大きな進歩だ。前走のメイSも上がり33秒8の末脚で差し切りV。決め手はピカピカに磨かれた。フラワーC勝ちの実績馬に、完全復活の夏が到来する。
相手筆頭はシャドウディーヴァ。重賞で2着3回の実績を持つ。阪神開催だった昨年のエリザベス女王杯が0秒7差の8着。この組み合わせなら、初重賞に手をかけてもいい。ソフトフルートは重賞でもと期待されていた素質馬だ。秋華賞3着の戦歴もある。3度目の重賞トライで初Vを狙う。ミスマンマミーアは前々走が骨っぽい相手に強い勝ちっぷり。得意の阪神ならこの距離でも楽しみ。
過去10年の結果から傾向を探る。
☆人気 1番人気【2・1・1・6】、2番人気【1・2・1・6】。ともに連対率30%と高い。しかし6番人気以下が6勝を挙げており、人気薄にも注意が必要だ。
☆年齢 3歳【0・0・0・3】、4歳【4・2・3・31】、5歳【5・7・5・55】、6歳【1・1・1・20】、7歳上【0・0・1・5】。中心は4、5歳。
☆前走着順 1着【2・4・2・17】、2着【1・0・0・10】、3着【3・1・0・5】、4着【1・1・0・13】、5着【0・1・1・10】。6~9着【2・3・4・24】、10着以下【1・0・3・35】。6~9着馬に魅力あり。
結論 ◎シャドウディーヴァ ○アブレイズ ▲ミスニューヨーク
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