2023年12月28日 中山11R 第40回ホープフルS
2歳OP 指定 国際 牡・牝 馬齢 芝・2000m
2歳馬中距離王決定戦

<2022年・ホープフルS>レースを制したB・ムルザバエフ騎乗のドゥラエレーデ(右手前) (撮影・西川祐介)

20年凱旋門賞を制したソットサスの全弟シンエンペラーは来春には英ダービー参戦の壮大なプランもある逸材。デビュー2連勝を飾った前走の京都2歳Sは後方からしぶとく脚を伸ばして先行馬をのみ込んだ。藤田晋オーナーは13日の全日本2歳優駿を同じ矢作厩舎のフォーエバーヤングで制し、Jpn1初勝利。勢いに乗ってJRA・G1タイトルも手中におさめるか。昨年の当レースで14番人気ドゥラエレーデをVに導いたムルザバエフの手綱さばきにも注目だ。
ゴンバデカーブースはハイレベルなサウジアラビアRCで最後方から直線一気。上がり3F33秒5はメンバー唯一の33秒台と1頭、瞬発力の次元が違った。マイルからの距離延長が鍵だが、新種牡馬の父ブリックスアンドモルタルは19年アーリントンミリオンS、BCターフなど中長距離の米G1で無類の強さを発揮しているだけに心配はなさそう。
初年度から飛ぶ鳥を落とす勢いのスワーヴリチャード産駒からは2戦2勝のヴェロキラプトル、新馬戦が圧巻の勝ちっぷりだった牝馬レガレイラがエントリー。ともに上位争い可能な好素材だ。

過去9年の結果から傾向を探る(14~16年はG2)。
☆人気 1番人気は【5・1・0・3】、2番人気【2・1・3・3】、3番人気【1・2・1・5】と勝ち馬はほぼ上位人気馬。ただ昨年は14番人気ドゥラエレーデがV。
☆所属 美浦【2・4・5・51】、栗東【7・5・4・54】。G1昇格(15年)後は栗東所属馬が6連勝中。
☆キャリア 1戦【2・0・2・12】、2戦【4・5・4・37】、3戦【1・1・2・27】、4戦【2・1・1・17】、5戦以上【0・2・0・14】。キャリア2戦が中心。
結論 ◎シンエンペラー ○ゴンバデカーブース ▲レガレイラ
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