2024年11月16日 東京11R 第29回東スポ杯2歳S
2歳OP 指定 国際 馬齢 芝・1800m
GⅠ馬、クラシックホースを排出するスターホースへの登竜門
G2「第29回東京スポーツ杯2歳S」が16日、東京競馬場芝1800メートルで行われる。歴代優勝馬にはディープブリランテ、ワグネリアン、コントレイル、イクイノックスなど、後のG1馬がずらりと名を連ねる出世重賞。今年も好メンバーが集まった。
注目は木村厩舎が送り込むレッドキングリーだ。東京芝2000メートルのデビュー戦は好スタートから2番手で折り合い、残り1Fから一気に加速して後続を突き放した。トップギアに入った時の迫力に加え、500キロ台の雄大な馬格はいい意味でゆとりも感じる。ここも勝って、同じ木村厩舎の先輩馬イクイノックスの道を歩むか。
重賞の経験値では札幌2歳S3着のファイアンクランツ。その前走は1番人気には応えられなかったが、同レースは勝ち馬マジックサンズ、2着アルマヴェローチェと好素材が集まっていた。強敵とぶつかったことが、ここで生きそうだ。
6月の東京新馬戦を勝ち上がったクロワデュノールは成長力に富んだキタサンブラック産駒。中京で好内容勝ちのサトノシャイニング、毎回堅実に走るプレシャスデイも好走が期待される。
過去10年で傾向を探る。
☆人気 1番人気が【4・1・2・3】と信頼できる。次点で4番人気が【3・2・1・4】と好成績。2、5、8番人気が1勝で並んでいて人気馬優勢。
☆前走距離 1800メートル組が【8・5・6・40】と圧倒。1600メートル組も【2・1・3・12】とまずまず。1F短縮の2000メートル組は【0・4・1・21】と悪くはないが勝ち切れない。
☆前走場所 同コースの東京組が【4・1・3・30】と強い。次いで直線坂のある阪神組が【3・2・3・9】、左回りの新潟組が【1・2・1・12】。東京と共通点のあるコースを経験した組が安定。札幌、京都組も1勝を挙げている。
結論 ◎クロワデュノール ○レッドキングリー ▲ジーティーマン
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