2025年04月27日 東京11R 第60回フローラS
3歳OP 指定 国際 牝馬 馬齢 芝・2000m
オークストライアル(1着〜2着までの馬にオークスへの優先出走権)

<2024年・フローラS>レースを制したアドマイヤベル(右端)(撮影・郡司 修)

春の東京開幕週の日曜はオークストライアル「第60回フローラS」(G2、芝2000メートル)がメイン。上位2頭に、オークス(5月25日、東京)の優先出走権が与えられる。
フローラSの主役は重賞で好走中のエストゥペンダだ。強靱(きょうじん)な瞬発力を生かし、フェアリーS→クイーンCで連続3着。中でも前走は優勝馬エンブロイダリーが次の桜花賞を勝ち、2着マピュースが桜花賞4着というハイレベルな一戦だった。血統的に距離延長は問題なく、重賞初Vのチャンス到来だ。
フラワーC3着のゴーソーファーは既に2000メートルで勝利しているのが強み。東京コースは初めてになるが、持続した脚が使えるので長い直線は最適とみる。ブラックルビーは7カ月半ぶりの前走を快勝し、無傷2連勝中。体は大きくないが、センスの高さは光る。
君子蘭賞を逃げ切ったルクスジニアは開幕週向きの先行力の持ち主。中山未勝利戦を快勝したロジャリーマインは16年宝塚記念などG1を2勝しているマリアライトが母という良血馬。2戦続けて2000メートルを使っており、距離適性の高さも魅力だ。エルフィンS2着のグローリーリンク、休養を挟んで2連勝中のヴァルキリーバースも上位の一角を担う。

過去10年で傾向を探る。
☆前走クラス 1勝クラス組【6・2・3・59】と白星でリードするが、連対率なら重賞組【3・6・5・35】が上回る。一方で新馬、未勝利組は2着が最高と振るわない。
☆枠順 開幕週が味方する内枠が狙い目。2枠【4・2・1・12】を筆頭に、4枠より内が7勝をマークしている。スムーズに運べる8枠も2勝と健闘。
☆前走着順 1着馬【6・3・2・50】が中心。2~5着も3勝しており逆転可能。ただし10着以下は1勝と“一変”の可能性は低い。
結論 ◎ブラックルビー ○ロートホルン ▲エストゥペンダ
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