【馬券道 特別編】12日函館11R 軽量生かすナムラクレアがスピード全開
2022年6月12日 08:00
北村友がケガから1年1カ月ぶりに復帰した今週のメインが函館スプリントS、17年の勝ち馬ジューヌエコールを思った。3歳牝馬で重量50キロ。北村友の勝利者インタビューを待っていると、小崎から「かなりしんどかったと思いますよ」と声をかけられた。減量との闘いをそばで感じていたのだ。インタビューの輪が解け、引き揚げざまに「若手ジョッキーは見ていたみたいですよ」と言葉を振ると「2週間以上前から準備していました。函館に来たけど外にも出ず、馬場で走ったり食事もサラダで済ませたりしました。きつかったです」と思いを語ってくれた。ボート担当の頃に減量の苦労もよく聞いていただけに、こちらもうれしい思いが込み上げた。
今日の狙いは函館11R<7>ナムラクレア。鞍上の浜中にとっても14年ぶりの重量50キロ、気合も入ることだろう。昨夏の小倉は芝1200メートルで連勝。桜花賞が終わってすぐ、このレースに狙いを定めた。スプリント体形だけに、やはりこの距離が合う。軽量を生かし、秋の大舞台へ向け幸先のいいスタートを切る。
予想印は◎ナムラクレアで○プルパレイ、▲ビアンフェ、☆ヴェントヴォーチェ、△ライトオンキュー、キルロード、シゲルピンクルビーへ。