朝日杯FSの枠順が確定!

2022年12月16日 09:20

 6枠12番に入ったダノンタッチダウンは前走・デイリー杯2歳Sで2着。先行馬が上位を占める中、後方8番手から、上り3F33秒1の末脚で勝ち馬に半馬身差まで迫った。位置取りという課題こそ残したが、2歳GⅠを制している半兄ダノンザキッドに続くタイトル奪取になるか注目が集まる。

 1枠2番に入ったドルチェモアはデビューから無傷の2連勝中。前走のサウジアラビアRCでは大逃げを打った馬を、離れた2番手からきっちりと捕まえて見せた。母は13年の桜花賞馬アユサン。偉大な母に、同じ阪神マイルのGⅠタイトルを届けられるか。

 ダノンタッチダウンを前走で封じたオールパルフェは2枠3番から。ここ2走は体重を増やしながらの連勝で、輸送も前走で経験済みと心身ともに充実ぶりが光る。二の脚でハナを取るタイプだけに、同型の存在が一つカギになる。4枠7番オオバンブルマイは10番人気の低評価を覆し、前走の京王杯2歳Sを優勝、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。その後も順調に稽古を積み、2走前に坂路自己ベスト。「こちらの思った通りに来ています」と吉村師も状態に太鼓判を押す。

 中の人は3枠5番バグラダスに注目。2勝目となった前走は1分20秒8の好時計で、これは同舞台の京王杯2歳Sを0秒1上回る。人気は落ち着きそうなだけに、馬券にはぜひ組み込んでおきたい。

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