阪神JFの枠順が確定!

2025年12月12日 09:20

 2歳牝馬の頂点を決めるG1、第77回阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神、芝1600メートル)の枠順が12日、確定した。

 新馬、オープンの野路菊Sを連勝中、母にオークス馬シンハライトを持つ良血馬アランカールは2枠4番に入った。デビュー戦で4馬身差の快勝を収めポテンシャルを存分に披露すると、今回と同舞台の前走・野路菊Sも圧巻。メンバー最速となる上り3F33秒3を繰り出し、全頭を抜き去る圧勝だった。多頭数の経験こそ乏しいが、無敗の女王の資格は十分に有している。

 8枠17番に入ったタイセイボーグはここまでキャリア4戦、ここ2走は2歳重賞で馬券に絡んでいる。3着だった前走アルテミスSは上り3Fメンバー最速となる33秒7。ゲートの課題こそあるが、ここも切れ味が生きる舞台だけに楽しみな一頭だ。

 前走の中京2歳Sで2着、1分19秒4の走破時計も優秀だったスターアニスは5枠9番から。キャリアで初めての8F戦だが、高速決着は望むところ。重賞馬である母エピセアローム譲りのスピードで押し切りを狙う。4枠7番に入ったマーゴットラヴミーは無敗の2勝馬。前走は逃げて上がり最速と完勝を収めており、武豊とG1獲りを狙っている。

 中の人注目は3枠5番に入ったギャラボーグ。初戦こそ取りこぼすも、2戦目できっちり勝ち上がった素質馬で、全兄にはNHKマイルC勝ち馬のダノンスコーピオンを持つ。馬体も雄大で、ポテンシャルを買いたい一頭だ。

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