【阪神JF】抽選突破なら本命級?ギャラボーグの馬格は「2歳牝馬カテゴリーでは突出」

2025年12月10日 12:00

【阪神JF】ギャラボーグ

 スポニチの田井が8日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。14日に行われる2歳牝馬G1・阪神JF(阪神、芝1600メートル)の出走予定馬の中から、馬体や状態が上向いてきた注目馬について解説した。田井は同レースについて、オーバーペースになりやすく、将来のオープン馬と条件馬が混ざることで「力差がはっきり出る」と分析。そのうえで、スケールの大きさを感じさせる1頭として、NHKマイルC覇者ダノンスコーピオンの全妹ギャラボーグを一番手に取り上げた。

 田井は「大腿筋膜張筋や大腿二頭筋の輪郭がくっきりと浮かび上がり、全兄の若駒時代とまったく同じ」とポテンシャルを高く評価。父は日本が誇る短距離王ロードカナロア、母はカナダ殿堂入りのレキシールーで、「豊かな筋肉量と、類まれな運動神経を受け継いでいる」と称賛した。

 さらに、「筋肉の早熟性、前走時500キロの恵まれた馬格は2歳牝馬カテゴリーでは突出」と強調し、「現段階のエンジン性能でライバルと一線を画している」とジャッジ。続けて、胸や前腕を「浮世離れの立体感」と評し、「大腿二頭筋の大きさは他馬と比べものにはならない」と各パーツの完成度に舌を巻いた。中間は、初めて挑んだCWコースで素晴らしい動きを披露しており、状態は良好。抽選突破が叶えば、「その脚力で2歳女王のタイトルをつかみ取るはず」と期待を寄せた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webにて、レース前日までに先行公開される。

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