東海Sの枠順が確定!

2023年1月20日 10:30

 フェブラリーSへ注目の前哨戦「第40回東海S」。両前脚の屈腱炎を乗り越えたハギノアレグリアスは3枠4番に入った。長期休養明けとなった3走前のアハルテケSで4着に好走すると、続く太秦Sでオープン初勝利を挙げた。重賞初挑戦となったみやこSでも2着と重賞の舞台でも通用する力は見せた。勝って一昨年開業の四位師に重賞初制覇を届けたい。

 前走の浦和記念を制したクリノドラゴンは7枠12番から重賞連勝を狙う。これまで8人のジョッキーとコンビを組んだが武豊で全5勝。前人未踏のJRA通算4400勝に迫る名手とのコンビで能力全開だ。中京巧者のハヤブサナンデクンは7枠13番。中京で【3・2・0・1】と抜群の安定感で、同じ左回りで行われた2走前の武蔵野Sでも5着と能力は見せた。引退が迫る福永も「力は発揮できる」と好感触だ。

 中の人注目は6枠10番のプロミストウォリア。3度の骨折で出世が遅れたものの、昨秋から3連勝でオープン入り。前走は逃げて後続を6馬身も突き放す完勝だった。キャリアはまだ6戦と伸びしろはたっぷり。明け6歳の新星が一気に重賞Vだ。

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