新潟夏の名物、千直重賞のG3アイビスSD。昨年の3着馬テイエムスパーダは6枠13番に入った。同舞台の前走韋駄天Sで3馬身差の圧勝を飾るなど、高い千直適性、そして充実ぶりが目を引く一頭。23年セントウルS以来、重賞3勝目のチャンスをものにしたい。

　連覇を狙うモズメイメイは絶好枠8枠18番から。振るわない着順が続く近走だが千直なら一変が期待される。陣営は「ボリュームが出てきて、いい状態」と上昇ムードを示唆している。5枠10番ウイングレイテストは昨年の2着馬。59キロを背負った当時より今回は1キロ減が大きな魅力だ。5枠からのスタートだが、松岡の手綱さばきに期待がかかる。

　中の人注目は8枠16番に入ったカルロヴェローチェ。陣営は調子の良さに太鼓判を押しており、初挑戦の千直にも適性ありと見ている。好枠ゲットで穴人気必至だろうが、買っておきたい一頭だ。