関屋記念の枠順が確定!

2025年7月25日 10:30

 夏の新潟、中京は暑熱対策の変則編成でメインが7Rとなる。新潟開幕週を飾る日曜7R「第60回関屋記念」の枠順が25日、確定した。

 確固たる中心馬が不在で混戦ムードの中、6枠11番の4歳牝馬ボンドガールが主役を担う。近2走はかみ合っていないが、秋華賞2着の実績が示す通り、秘めた素質はG1級。最終追いの動きは良かった頃の輝きを取り戻しており、鞍上には名手ルメールを確保。重賞挑戦10戦目、悲願の初タイトルをつかむ。

 対抗はニュージーランドT覇者の3歳馬イミグラントソングで7枠15番。前走NHKマイルCこそハイペースに巻き込まれて11着に敗れたが、最終追いはWコース併せ馬で素軽い走りを披露。余力たっぷりで、夏の成長を印象づけた。

 末脚が魅力のオフトレイルは1枠1番。レースは高松宮記念14着以来。昨年6月末のラジオNIKKEI賞で重賞初制覇を飾っており、吉村師は「夏場の重賞を勝っているし暑さも問題ない」と満足げに送り出す。


 中の人注目は、3戦連続でダートを使われてきた1枠2番シンフォーエバー。近2戦の結果が振るわず、血統的にも軽視されそうな分、オッズがつきそう。新潟芝マイルは昨夏、デビュー勝ちを飾った思い出の舞台で、最終追いはしっかり折り合いがついていた。53キロの軽ハンデとベテラン・江田照男の大駆けの魅力がたまらない。

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