スポニチの田井が21日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。27日に中京競馬場で行われる東海S出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。初開催となるが、夏の中京ダート1400メートルは「大型馬の活躍が顕著」とジャッジ。「ダート短距離戦線の中でも屈指の筋肉量を誇る」とサンライズフレイムを一頭目にピックアップした。

　父ドレフォン、母父アフリートの血統表が訴えてくるパワーとスピードは一級品で、「その血統通りのムキムキの肢体」と解説。中でも“規格外”とした臀部の筋肉を「ヨロが大きく張り出して幅がありますし、上方へのパンプアップも相当」と太鼓判を押すと、「立体感やメリハリも十分」「ラストスパート能力で右に出る者はいない」と激賞した。

　周回中やレースでの挙動から「精神面の課題」も指摘したが、それでも、根岸Sの立ち写真撮影時ではメンコなどを装着していたことを鑑みて、「メンタルの成長も伝わってくる」と評価した。この時期の中京ダート1400メートルには良績があることからも「重賞初制覇の機は熟している」とプッシュして見せた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで、レース前日の18時30分ごろまでに先行公開される。