昨年、３連勝で朝日杯FSを制したドルチェモアは４枠８番に入った。昨夏札幌で新馬Ｖを飾った後はサウジアラビアＲＣ→朝日杯ＦＳを完勝ともいえる内容で制した。好位で立ち回れるレースセンスの高さがあり、初の中山も不安なし。クラシックではなくマイルに照準を定めてきており、NHKマイルCまでは負けられない。

　牝馬限定戦ながらマイル重賞で上位をにぎわせてきた馬たちが不気味。７枠１４番のモリアーナはクイーンＣ３着とはいえ、勝ち馬ハーパーとはタイム差なし。ここでも上位候補だ。中山マイルのフェアリーＳ２着の実績があるメイクアスナッチは７枠１３番。こちらも勝ち馬とはタイム差なしだっただけに、侮れない一頭だ。

　中の人注目、エエヤンは３枠５番に入った。ここ２戦は今回と同じ中山マイルの舞台で連勝と高い舞台適性を誇る。「順調過ぎる。いい手応えで飛んでいるみたい」と伊藤大師も状態を絶賛している。