一昨年の阪神カップを勝ち、昨年も２着。1400メートル戦で強さを見せているグレナディアガーズは４枠８番に入った。軽度の骨折もあり、高松宮記念以来の一戦となるが、調教では軽快な動き。久々でも問題ないタイプだけに侮れない。

　１枠２番に入ったルガルは前走の朱鷺Ｓで３着。古馬との初対戦でも能力を見せつけた。スピードはここでも上位で５５キロの斤量も魅力に映る。５枠９番のアヴェラーレは８月の関屋記念で重賞初制覇を決めた。母アルビアーノは１５年のスワンSの勝ち馬で、血の後押しも魅力だ。

　中の人は７枠１５番に入ったララクリスティーヌに注目する。昨年の２着馬は前走１番人気で敗れているものの、陣営は「立て直して雰囲気はいいし、マイルより千四の方が合う」と好感触だ。