【新潟2歳S】田井「九州産というだけで軽視するのは極めて時代遅れ」 “大物の相あり”と見た注目馬

2024年8月21日 11:00

ひまわり賞を制したケイテンアイジンと陣営

 スポニチの田井が19日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演した。25日に新潟で行われる新潟2歳S出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説。「末脚の持続力に長け、シルエットにゆとりある馬体」をテーマに据え、複数を挙げつつも、九州産馬ケイテンアイジンを1頭目にピックアップした。

 田井は「大物の相がある」と高い期待度を示すコメントから解説を開始。「メンバーレベルや走破時計は決して威張れるものでは」と前置きしつつも、明らかに忙しかった芝1200m戦の連勝を評価。特にひまわり賞は10馬身近い出負けを巻き返すパフォーマンスで、九州産馬限定戦では無くなる重賞でも、「馬体のスケール感ではまったく見劣りません」と力を込めた。

 「胸が深く、四肢も長く、スプリンター感がないシルエット」「上腕三頭筋、臀部の筋肉は高品質で2歳馬離れした立体感」と適性と馬体の完成度を称賛。「皮膚が洗練され、あばらが薄らと浮かび上がるほどにしっかり仕上がっている」と状態面からも太鼓判を押すと、「九州産というだけで軽視するのは極めて時代遅れで危険」とまとめた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム