日経賞の枠順が確定!

2025年3月28日 10:30

 春の飛躍を期す素質馬が集う「第73回日経賞」の枠順が28日、確定した。

 昨年の菊花賞馬アーバンシックは4枠7番から発走。前走有馬記念は1番人気に支持された逸材。その有馬記念は6着と結果を残せなかったが、スローペースからの瞬発力勝負が合わなかっただけ。明け4歳となった始動戦に向けて、最終追い切りではWコースで6F82秒4~1F11秒4をマーク。武井師は「凄い順調。精神面は着実にステップアップし、肉体面はメリハリがついてきた」と手応え十分だ。

 勢いに乗るシュヴァリエローズは7枠13番。G2で3戦連続連対中の7歳馬。豊富なスタミナが武器で、清水久師は最終追い切りを終えて「オーバーワークにならないようにしました」と調整は順調そのものだ。

 復調の兆しを見せるマテンロウレオは2枠2番に入った。前走アメリカジョッキーCは勝ち馬と互角の競馬を展開し2着。昆師は「今は心身ともにいい状態。あとは馬場だけ」と2年4カ月ぶりの白星に手応えを示した。

 中の人注目は京都記念2着のリビアングラスで8枠15番。先週乗り込まれて、今週の追い切りも楽な手応え。陣営は「短期放牧を挟んで、順調に仕上がった」と好感触を伝えた。

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