【オークス】田井が樫の舞台に向く“典型例”と推す一頭は?
2025年5月21日 12:00 スポニチの田井が19日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。25日に東京競馬場で行われるG1オークス出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。3歳牝馬には過酷な条件で行われることから「スタミナ比べに対応できる骨格か」を見るべき指標と断定。さらに近年のオークス馬の馬体重は456キロ~482キロで推移していることにも着目し、「好バランスな馬体」という点もポイントに挙げた。
その中で複数頭を挙げつつも、田井は「まさにオークス向きの典型例」と桜花賞の3着馬リンクスティップを一頭目にピックアップした。「ゆとりある胴のつくり」「近年の勝ち馬と共通する後肢の長さ」と同馬の好バランスな馬体にまず太鼓判。「シルエットが美しく流麗な背中は前後躯のエネルギーの伝達を消耗少なく行える」と解説し、加えて、大きすぎない筋肉を有している点も勝ち馬の法則に合致しているとした。
「桜花賞と比べて筋肉の張り、毛ヅヤとも劣っている部分はない」「大人びた立ち姿勢にメンタル面でのたしかな成長を感じられる」と心身の充実ぶりにも言及。初となる関東圏輸送には注意を払う必要があるものの「この端正の姿のまま、東京競馬場に現れれば好走間違いなし」と巻き返しに期待を寄せた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで、レース前日までに先行公開される。