スポニチの田井が18日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。24日に新潟競馬場で行われる新潟2歳Sの出走馬の中から、馬体や状態が大きく変化した注目馬について解説した。近年は「ダイワメジャー産駒が席巻」、「1～2月生まれの馬が近10年で6勝」していることから”筋肉の早熟性”に注目。さらに「上がり3Fで33秒台の末脚も求められる」と語ると、フェスティバルヒルを1頭目に取り上げた。

　同馬は今年の皐月賞馬ミュージアムマイルの半妹で、父は3歳春までにG1を2勝したサートゥルナーリア。「好走傾向に合致する出自」と評価し、「兄同様、現時点で筋肉の質は群を抜いている」と絶賛した。続けて、「2歳重賞は将来のGI馬と条件馬が入り乱れる玉石混交」と説明。その上で「横の比較が有効」と強調し、「明らかに1頭だけ筋肉の立体感がズバ抜けている」と褒めちぎった。

　兄とは体格差があるものの、「大腿二頭筋の隆起は瓜二つ」と末脚能力にかかわる筋肉に共通点を見出した田井。初物が多く過信は禁物も、「GI制覇を狙える脚力を持つと推測」と期待を寄せた。田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webでレース前日までに公開される。