京成杯AHの枠順が確定!
2025年9月5日 10:30 中山開幕週を飾る土曜メインのハンデ重賞「第70回京成杯AH」(G3、芝1600メートル)の枠順が5日、確定した。
中心を担う3歳牝馬エリカエクスプレスは6枠11番。 桜花賞で1番人気に推されたほどの素質馬で、最終追い切りは躍動感ある動き。秋始動戦は年明けにフェアリーS勝ちがある中山マイルを選択。杉山晴師は「もう一度、馬に自信を取り戻してもらう狙いもあって、この舞台へ。フェアリーSのようなスムーズな競馬ができれば」とイメージしている。
古馬勢では今春のダービー卿CT2着コントラポストがベスト条件で4枠7番から重賞タイトルを狙う。前走2着の巴賞から2カ月間のリフレッシュ。最終追い切りを終えた菊沢師は「予定より速くなったけど、無理をしていない。それだけ状態がいいということでしょう。リフレッシュして約2カ月はちょうどいい間隔だと思う。中山マイルは一番とも言える条件です」と期待を寄せた。
昨年の京成杯AH2着馬タイムトゥヘヴンは7枠14番。コンビを組むのは、左肩の負傷が癒えて今週から戦列に復帰する柴田善だ。最終追い切りで感触を確かめ「気分良く走れていたし状態はいい。昨年も開幕週なのに脚を使っていた。中山マイルが好きなんだろうね」と手応えを口にした。
中の人注目はアスコルティモーアで1枠2番から発走。近2走のような積極策で開幕週の中山を駆け抜ける。