札幌2歳Sの枠順が確定!
2025年9月5日 10:30 札幌開催を締めくくる2歳G3「第60回札幌2歳S」(6日、芝1800メートル)の枠順が5日、確定した。
22年皐月賞馬の全兄ジオグリフとの兄弟制覇を狙うロスパレドネスは6枠8番に入った。筋肉量が多いため、洋芝に対応できると陣営は自信を見せる。木村厩舎の先輩で、8月27日付で競走馬登録を抹消した兄は21年の同レースで重賞初制覇を飾り、クラシック1冠目は同門イクイノックス、ドウデュースなどを完封。北の大地で飛躍を誓う。
新馬戦7馬身差圧勝のショウナンガルフは4枠4番にゲートイン。23年セレクトセール当歳部門で2億1000万円(税抜き)の期待馬は、ハービンジャー産駒。最終週のタフな洋芝なら黙ってられない。
3冠馬コントレイルの初年度産駒ジーネキングは1枠1番。デビューから芝1800メートルを使われ続けて今回が4走目。距離適性は文句ない。まだ体は緩いが、本番でピリッとすれば動きは良化するはずだ。
中の人注目は重賞4勝スマートレイアーを母に持つスマートプリエールで8枠11番。名手・武豊をして「古馬みたいな風格」と言わしめた落ち着きっぷり。同じ大久保厩舎の管理馬で重賞4勝を挙げた母の背中を追って北の大地で躍動する。