【オークス】ライラック90点、あふれる余裕で舌をペロリ

2018年5月15日 05:30

舌を出して遊んでいるラッキーライラック

 ラッキーライラックは舌をペロリと出しながら写真に納まっています。有名な不二家ペコちゃんみたいに。でも、練乳たっぷりのミルキーに舌なめずりしているのではありません。ハミから舌を出して遊んでいるのです。昨年の阪神JFや桜花賞時には真面目にハミを取り、少し緊張しながら立っていました。舌を出したのは気持ちに余裕が出たからでしょう。目には全く緊張感がない。余裕があり過ぎるぐらいです。

 立ち方を見ると、左後肢蹄の後ろを少しだけ浮かせています。前肢に負重をかけたせいで後ろが浮いたのではありません。舌と同じように遊んでいるのです。G1時の立ち馬撮影でこんなしぐさを見せたのも初めて。口元から蹄の先まで余裕があふれています。関東に遠征して初の2400メートル戦に挑まなければなりません。今からピリピリと緊張していては体が持たないでしょう。オークスに向かう上で必要な余裕なのです。

 腹下が長く、肩もよく寝ている。距離延長に対応できる体形です。肩とトモの筋肉には490キロの体重以上にインパクトがあります。ただし、今回は桜花賞時よりも腹周りが少し細くなっている。不二家のペコちゃんみたいに食欲を出して、おなかにもふっくら余裕が生じれば満点です。

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