【プロキオンS】フリソン 放牧でリフレッシュ、本調子戻った
2018年7月4日 05:30 【東西ドキュメント=栗東・3日】プロキオンSは近況好調な馬がそろった。そんな中、岡崎が前走に物足りなさを覚えたのはルグランフリソン。欅Sは好位の内に付けたが、勝負どころから砂をかぶって嫌がり、伸びを欠いての7着。担当の江藤厩務員に「やはり砂をかぶったことが…」と話を振ると、「それは関係ないわ」と意外な答えが返ってきた。
「前走は攻め不足。(補欠1位の)さきたま杯を予定していたが、使えないことが分かり急きょの参戦。追い切りが足りなかった」
欅Sが5月26日だったのに対して、さきたま杯は30日。4日前倒しで追い切りが1本不足した影響は大きかったようだ。その点、今回はリフレッシュ放牧を挟んで本調子。「物凄く良くなってるし、どっかで重賞を勝てると思ってる馬だからね」と仕上がりに胸を張る。「俺はこれから、もう1頭の担当のカデナ(次週の函館記念を予定)を連れて函館に行くから、向こうで応援してるわ」とエールを送ると、北の大地に向かう馬運車に乗り込んだ。