山内師 阪神競馬場で引退セレモニー「感無量です」、ラストウイークも3勝

2020年3月1日 19:21

セレモニーで和田騎手(左)から花束を受け取る山内研二調教師(撮影・亀井 直樹)

 春3月を迎えた無観客の阪神競馬場で山内研二調教師(70)が静かに采配を置いた。ラストデーの阪神3Rでテイエムイダテンが快勝。さらに3頭出しで最後の出走に挑んだ12Rでジュエアトゥーが押し切り勝ち。最終週に3勝を挙げ、JRA通算勝利を872勝(9352戦)とした。

 山内師は「こんなにうまくいくとは。イダテンは弘平(松山)が一生懸命に乗ってくれた。弘平で勝てて良かった」と喜びを口にした。最終レース後には引退セレモニーが行われ、抱えきれないほどの花束を手にした山内師は「みんなの応援でここまで来られました。感無量です」と感謝の言葉で締めくくった。

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2020年3月1日のニュース