山内師&作田師が引退…ともにラストデー白星で飾る「感無量」

2020年3月2日 05:30

<山内研二調教師・引退セレモニー>和田騎手(左)から花束を受け取る山内研二調教師(撮影・亀井 直樹)

 3日付で定年引退する2人の調教師が1日、静かに采配を置いた。山内研二師(70)は阪神3Rでテイエムイダテン、同12RでジュエアトゥーがV。最終週に3勝を挙げ、JRA通算872勝。山内師は「イダテンは弘平(松山)が一生懸命に乗ってくれた。こんなにうまくいくぐらいなら引退を延ばしてもらおうか」と冗談を交え喜びを口にした。最終レース後には引退セレモニーが行われ「みんなの応援でここまでこられました。感無量です」と感謝の言葉で締めくくった。

 同じくラストデーを中京競馬場で迎えた作田誠二師(70)は当地8Rでヴィーヴァバッカスが快勝。JRA通算291勝目を挙げ、「56年という長い間、応援ありがとうございました」とコメントした。 

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