【オーシャンS】ナックビーナス4年連続2着 JRA平地重賞初の珍記録
2020年3月7日 16:57 古馬短距離重賞「第15回オーシャンS」(G3、芝1200メートル)は7日、中山競馬場で行われ、川田騎乗の1番人気ダノンスマッシュ(牡5=安田隆、父ロードカナロア)が優勝。昨年8月のキーンランドC以来となる重賞4勝目を飾った。勝ちタイムは1分7秒4。
2着は3番人気の7歳牝馬ナックビーナス。2番手追走から早め先頭の積極策。いったんは完全に抜け出したが、最後の坂でダノンスマッシュの瞬発力に屈した。オーシャンSは初参戦の17年から実に4年連続の2着。JRA平地重賞では史上初の珍記録となった。杉浦師は「うまく前に馬を置いて2番手から競馬できた。最後まで頑張っていたけど…。今日は勝った馬が強かった」と勝ち馬に脱帽していた。