【弥生賞】1番人気ワーケアは2着 ルメール「勝った馬が強すぎた」

2020年3月8日 16:48

弥生賞ディープインパクト記念を制した武豊騎乗のサトノフラッグ(中央)。(左から)3着のL・ヒューイットソン騎乗のオーソリティ、2着のC・ルメール騎乗のワーケア  (撮影・西川祐介)

 1番人気に推されたワーケアは2着。3~4コーナーで外からかぶされる厳しい形だったが、馬群を縫って必死に伸びた。ルメールは「休み明けで馬場も悪かったが、いいレースができた。馬場(重)も問題なかったし、直線も伸びている。勝った馬が強すぎた」と勝ち馬を素直に称賛した。

 賞金加算に成功し、収得賞金は2300万円にアップ。皐月賞優先出走権はもちろん、大目標のダービーも賞金的に当確になった。手塚師は「(武)豊くんにうまく乗られたね。3コーナーで外に馬がいて、出せなかったのも響いたかな。でもルメールさんは悲観していないし、これでダービーは出られる。まだ体に緩さがあり、次はもっと良くなると思う」とリベンジの時を見据えた。今後については「ダービーに直行するより、仕上げ的に皐月賞を使った方が良さそう」(同師)と指針を示していた。

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