【フィリーズR】マーメイド大舞台へ正念場 池添兼師がきょうだい全て管理
2020年3月11日 05:30 ゆかりの血統で大舞台を目指す。ヤマカツマーメイドは6きょうだい、全て池添兼厩舎が管理。半兄ヤマカツエース(父キングカメハメハ)は16、17年金鯱賞連覇を含む重賞5勝。半姉ヤマカツグレース(父ハービンジャー)は17年のこのレース5着。池添兼師は思いを語った。「2勝したが、このままでは桜花賞は抽選になるかもしれない。何とか権利を獲りたい」
先週のチューリップ賞は阪神JFの上位3頭がそのまま上位を占めた。同レース5着のヤマカツマーメイドにもまだチャンスはある。ヤマカツエースを除き、この一族を担当してきた奥村助手は「父の特徴を出すのかな。見た目がプリッとしているのは父ロードカナロアが出ている」と明かす。指揮官も「ここまで順調。体もいくらか大きくなっている。成長分もあると思う」と目を細める。桜花賞出走に向け、踏ん張りどころの一戦だ。