【ファルコンS】ビアンフェ好調キズナ産駒の波乗る
2020年3月11日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=10日】先週はキズナ産駒が勝ちまくった。ロードカナロア産駒(出走30頭)と並んで種牡馬別トップタイの7勝をマーク。現3歳ひと世代のみの出走22頭で、あの勝利数は凄い。チューリップ賞はマルターズディオサが重賞初制覇で桜花賞に弾みをつけた。
昨夏の函館2歳Sでキズナ産駒初の重賞ウイナーになったビアンフェがファルコンSで今年初戦を迎える。前走・朝日杯FSは初のマイル。ハナを切って7着に敗れたが、差しが利く展開の中で踏ん張った。新馬戦で502キロだった体重は一戦ごとに増えて朝日杯FSで538キロ。白倉助手は成長をアピールする。「とにかく大きい。背が高いところに筋肉もついてきた。体が増えていたとしても太いわけじゃない。稽古の動きもいいし、休み明けを苦にするタイプでもない」
キズナ産駒の勢いは止まらない。今週も積極的に買っていこうと柏原は決めた。