アーモンド 次走は安田視野 ドバイから帰国目指す国枝師「体調次第で」
2020年3月25日 05:30 UAEドバイに滞在中のアーモンドアイ(牝5=国枝)は今週末にも帰国、体調次第で安田記念(6月7日、東京)を目指す可能性が出てきた。新型コロナウイルス感染拡大のため、2連覇を目指したドバイターフの中止が22日に決定。その後も帰国便がないため現地に滞在している。帯同スタッフらから美浦トレセンで連絡を受けた国枝師は「27日前後の帰国便に乗れる可能性もあるらしいが依然はっきりしない。スムーズに帰国できれば体調次第で安田記念あたりが候補になってくると思う」と語った。
UAEは25日から2週間、全旅客便の発着が停止となるが、競走馬を輸送する貨物便は対象外。帰国後はJRA競馬学校国際厩舎(千葉県白井)での7日間の輸入検疫を経て、ノーザンファーム天栄(福島県)で3週間の着地検査を受ける予定になっている。
また、ドバイターフに出走予定だったウインブライト(牡6=畠山)は宝塚記念(6月28日、阪神)を目指すが、UAEからの帰国日程は決まっていない。
▼クリソベリル(音無師)週末に帰ってくる予定。検疫をして、ノーザンファームしがらきに放牧。今後のことは様子を見てから。
▼ラヴズオンリーユー(矢作師)馬は土曜(28日)に帰ってこられるよう打診している。馬の状態を見て、オーナーと相談した上でヴィクトリアマイル(5月17日、東京)を視野に入れたい。
▼ペルシアンナイト(池江師)27日の貨物便が手配できるかどうか。白井で検疫して、山元のリリーバレーへ。様子を見ながら安田記念を考えたい。
▼ミスターメロディ(藤原英師)仕方ないが馬がかわいそうだ。帰国便が飛ぶのか分からない状況。次走は状態を見てから決める。
▼セラン(松永幹師)馬の帰国は来週火曜(31日)の予定。(現地で)しばらくは乗れないみたいだし帰ってからも検疫がある。この後は全くの未定。
▼マスターフェンサー(角田師)情報が錯綜(さくそう)している。とにかく帰ってきてからになる。