【桜花賞】スマイル ラスト11秒5好仕上げ!柴田大「走る気満々」

2020年4月9日 05:30

<桜花賞>ウッドチップコースで追い切るスマイルカナ

 【G1ドキュメント・美浦=8日】6時の開門直後、スマイルカナが現れた。小柄な芦毛の馬体が目を引く。フェアリーSから追いかけている万里絵。当然、桜花賞でも目がくぎ付けだ。弾むようにWコースへ。独り旅を楽しむかのように馬なりで外ラチを元気いっぱいに駆け抜けていった。

 1週前追いでは2頭併せ。しまいはしっかりと追われて先着し5F64秒0~1F12秒0。この日の最終追いは5F68秒8~1F11秒5。「先週強くやったので、単走でサラッと」と高橋祥師。タイムを並べ、ルーキーの万里絵にも意図が分かった気がした。直前は全体はゆったり、ラストをしっかり。料理でいえば最後のスパイスを振りかけたようなイメージか。

 騎乗した柴田大も「いい感じですね。リラックスしていて、その中で走りたい気持ちが満々」。なるほど、よく分かる。調教と馬の気持ちは密接に関係している。

 前走・チューリップ賞は丹内を背に7着だったが、今回は新馬戦からの相棒で、普段の調教でもまたがる柴田大に戻る。師は「スタートをうまく出して、スピードに乗れるようなレースになるといいね。こだわりなく思い切ったレースを」と展望を語る。レシステンシアとの兼ね合いは注目の的だ。

 高橋祥師にとって桜花賞挑戦は84年ダイナシュガー(18着)以来、36年ぶり2度目。「調教は無事に終わったね。輸送もありますが当日まで無事に過ごして日曜日になるといいなと思います」。優しい口調で締めくくった。

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