【オークス】デアリングタクト無敗2冠達成、ミスオンワード以来63年ぶり2頭目快挙

2020年5月24日 15:44

<東京11R オークス>レースを制した松山騎乗のデアリングタクト(左手前)。右奥は3着に入った和田騎乗のウインマイティー(撮影・西川祐介)

 牝馬クラシック第2弾「第81回オークス」(G1、芝2400メートル)は24日、東京競馬場で行われ、松山騎乗の1番人気デアリングタクト(牝3=杉山晴)が優勝、桜花賞に続く2冠を達成した。デビュー4戦4勝。桜花賞→オークスを無敗で制したのは1957年のミスオンワード以来63年ぶり2頭目。

 レースはスマイルカナが好スタートから逃げ、ウインマリリン、クラヴァシュドールが続きミヤマザクラ、デアリングタクト、デゼルは中団、サンクテュエール、チェーンオブラブ、リリーピュアハートは後方につけた。最後の直線でスマイルカナのリードがなくなると、馬群を割ったデアリングタクトが末脚を伸ばして差し切った。

 勝ったデアリングタクトは父エピファネイア、母デアリングバードの血統。無敗馬のオークス制覇は昨年のラヴズオンリーユー以来6頭目。

 鞍上の松山は桜花賞を同馬で勝って以来のJRA・G1通算3勝目。管理する杉山晴師も同じくJRA・G1通算3勝目。

 半馬身差の2着にウインマリリン、さらに首差でウインマイティーが3着に入った。

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