【安田記念】アーモンド「気負わず」いざ8冠へ!芝G1最多勝利新記録に挑戦
2020年6月1日 05:30 安田記念で歴代最多の芝G1・8勝目を目指すアーモンドアイ。衝撃の強さで制した前走・ヴィクトリアマイル後もすこぶる順調に調整されている。5月28日に行われた1週前追いは、レース間隔が詰まっていることもあり軽めの内容。Wコース単走で5F73秒1~1F13秒8。終始馬なりだったが、疲れを全く感じさせない素軽い動きを見せた。
国枝師は「本当にいいよ。これまではレース後に熱中症みたいになるところはあったけど、今回は全然ダメージもない。スタートでポンと出て、無理のない競馬。ギアを上げずに終わった感じだったから。1週前の動きも走りたくて仕方がないといった感じだった。全然問題ない」と、自然に笑みがこぼれていた。
昨年の安田記念はスタート直後に外の馬に前をカットされ、位置を下げざるを得なくなった。ラスト3F32秒4の鬼脚で追い込んだものの、この不利はあまりにも大きく3着が精いっぱい。「タラレバを言うと、ヴィクトリアマイルで8つ目だったね。昨年はドバイから帰国して体が減ったけど、今年は何もなかった。気負わずに臨めます」と師。新記録樹立に向け、不安材料は一切ない。