【天保山S】3歳サウスダン大物予感 飯田雄師「53キロは魅力」

2020年6月10日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=9日】阪神、東京開催から3歳馬と古馬がしのぎを削っている。ある調教師は「降級制度がなくなったし、条件戦に限れば重量の軽い3歳馬の方が結果を出すと思います」と話す。先週の条件戦、3歳が出走した18鞍で3歳は【8・9・5・63】と活躍が目立った。

 ではオープンはどうか。鳴尾記念のキメラヴェリテは15着だったが、それでも軽量は魅力。新谷は阪神土曜メインのオープン特別・天保山Sに唯一登録した3歳馬テイエムサウスダンが気になる。前走・端午Sは好位から伸び切れず7着だが、3歳春の58キロ。同情の余地がある。今回は最軽量53キロだ。調教スタンドから下りてきた飯田雄師に話を聞いた。「前走は58キロでしまいは脚が上がっていた。今回は古馬との力差がどうかでも53キロは魅力。体調も安定しているし、いい勝負ができると思います」と好感触。この時期に古馬相手のオープンを勝つ3歳は相当の大物となる。サウスダンの走りに要注目だ。

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