クロフネ 種牡馬引退…現1歳がラスト世代「今後はゆっくりと過ごしてもらいたい」

2020年7月14日 05:30

種牡馬を引退するクロフネ

 クロフネ(牡22、父フレンチデピュティ)が種牡馬を引退することが13日、分かった。社台コーポレーションの吉田勝己代表取締役は「多くの活躍馬を出して、よく頑張ってくれました。昨年から種付けはしていませんし、今後はゆっくりと過ごしてもらいたいです」と話した。37頭が血統登録されている現1歳がラスト世代となる。今後も社台スタリオンステーションでけい養される。

 現役時代は10戦6勝。芝でNHKマイルC、ダートでジャパンCダートを制するなど、G1・2つを含めて重賞を4勝した。屈腱炎を発症したため3歳で引退。4歳から種牡馬になると、カレンチャンやアエロリットなど8頭のG1級勝ち馬を送り出した。リーディングサイアー部門でも10回のベストテン入りを果たすなど、芝ダート不問のトップサイアーとして活躍している。

特集

2020年7月14日のニュース