“本当のラスト”キンカメ産駒 大トリで登場し最高1億7000万円

2020年7月14日 05:30

 ディープと同じく昨夏急死したキングカメハメハの産駒は現1歳世代がラストクロップ。10頭が上場され、8頭が取引された。最高額は1歳セリの大トリを務めた上場番号258「マルシアーノの2019」(牝)。キンシャサノキセキのめいは1億7000万円でハンマー。激しい競り合いを麻布商事が制した。もう1頭の1億円ホース「ヒストリックレディの2019」(牡)は父を所有した金子真人ホールディングス(株)が1億1500万円で落札した。

 ドゥラメンテ、レイデオロと2頭のダービー馬をはじめ、3冠牝馬アパパネ、ダートG1・10勝のホッコータルマエなど多彩な活躍馬を送り出した大種牡馬。吉田勝己代表は「最後までいい子を出してくれました。今日も素晴らしい馬がたくさん上場されていましたね」と名残惜しそうにねぎらった。

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