【スプリンターズS】3番人気ダノンスマッシュ2着 川田「成長も感じた。ただ勝ち馬ははるかに強かった」
2020年10月4日 17:39 G1・8度目の挑戦となった3番人気ダノンスマッシュ(牡5=安田隆)は無念の2着。道中4番手から残り100メートルで先頭に躍り出る勢いだったが、最後は勝ち馬グランアレグリアの鬼脚に屈した。
騎乗した川田は「ゲートでどうしても我慢できないので、これ以上出してしまうと出遅れてしまう。きょうのが最善でした」とわずかに出負けしたスタートを振り返った。続けて「(スタートした後の)その後はいい内容だった。状態も素晴らしかった。馬の成長も感じました。ただ、はるかに勝ち馬は強かったです。でもこの馬も良くなってます」と勝者を素直に称えた。
12、13年スプリンターズS連覇を飾った父ロードカナロアに続く父子連覇はならなかったが、G1・2着はこれまでの最高成績。父も管理した安田隆師は「一瞬勝ったと思いました。4コーナーまでの位置は完璧だった。よく頑張ってくれました」と力を出し切った人馬をねぎらっていた。