【秋華賞1週前追い】アブレイズ逃げるか 藤井「休み明け2走目になるし、集中して走ってほしい」

2020年10月9日 05:30

藤井勘一郎騎手を背に坂路で併せ馬で追い切るアブレイズ(右)

 【東西ドキュメント・栗東=8日】栗東でもG1ゼッケンが目立つようになってきた。秋華賞に向かうアブレイズ(池江)が坂路で1週前追い。サトノソレイユ(4歳1勝クラス)との併せ馬で3馬身先着。4F51秒8~1F12秒7と好時計を叩き出した。小林は早速、騎乗した藤井のもとへ向かった。

 「51秒台が出ているし、状態は良さそう。馬場が悪いせいもあってラスト1Fは時計がかかった。休み明け2走目になるし、集中して走ってほしいですね」

 春先の中山フラワーCで重賞勝ち。小回り2000メートルの舞台へ替わるのは悪くなさそう。出走各馬の位置取りを見て、言葉を継ぐ。

 「バチンと行く馬はあまりいないんですね。フラワーCの時も番手に付けることができたし、スタートはいい馬。でも、過去の成績を見ると中団から勝っている馬が多いんですよね」

 確かに過去5年の勝ち馬はみんな差し。とはいえ、今年はスローの可能性もありそう。逃げるケースもある!?まだ1週間先のレース展開に、早くも思いを巡らせていた。

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