【京都大賞典】モンドインテロ 復帰初戦へ軽々と猛時計「ようやく間に合った」

2020年10月8日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦=7日】今週は3重賞に加え、秋華賞の1週前追いもあって盛りだくさん。次から次へと追い切りが行われ、浜田の双眼鏡もフル稼働。そんな中、坂路モニターに計時されたタイムに目がくぎ付けとなった。京都大賞典に向かうモンドインテロ。サラドリーム(5歳3勝クラス)と併入し4F50秒9。この日の美浦坂路で3位の猛時計を軽々と叩き出した。

 手塚師に感触を聞くと「まあ、あれくらいは動くよ」と涼しい表情。昨年暮れのスポニチ賞ステイヤーズSを勝った後に脚部不安を発症。休養が長引いた。「まだ坂路主体でしか調教できない。年齢(8歳)もあって絞りづらいが、ようやく間に合った」と師。「今は脚元は順調。いきなりのG2で相手は強いが、京都(2勝)は相性がいいから」と色気ありだ。秋華賞に2頭出し、天皇賞・秋にフィエールマンがスタンバイ。大駒がそろう厩舎にあっては地味な存在だが、モンドインテロも立派な重賞ウイナー。復帰初戦の走りに注目したい。

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