【マイルCS】マイルの猛者が集う頂上決戦…実績は古馬有利

2020年11月19日 05:30

<マイルCS>追い切りを終えたグランアレグリア。左は藤沢和調教師(撮影・西川祐介)

 【朝駆けネタ】1年間で22競走あるJRA平地芝G1で1600メートルは7レースと最も多い。当然ながらマイルのスペシャリストが集うため、3歳と古馬が集うマイルCSはレベルも高くなる。過去4勝している藤沢和師は「タイキシャトルは3歳(97年)で勝たせてもらったけど、考えてみたら大変なことだと思う。何世代もの古馬のG1馬が集まるわけだから」と懐かしそうに振り返った。

 過去10年で3歳馬の優勝は17年ペルシアンナイト、18年ステルヴィオだけ。4歳4勝、5歳3勝、6歳1勝で古馬陣に軍配が上がる。「性格も穏やかになってきたので、距離は長くしても大丈夫かなと思う」と来年は2000メートルの天皇賞・秋も視野に入れる。もちろん、ここは実績豊富なマイル。マイルCS4勝中、3勝は4歳時に制してきた。必勝態勢が漂っている。

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