【マイルCS】昨年覇者インディチャンプ 軽快4F52秒3 併せ馬に2馬身半先着

2020年11月19日 05:30

<マイルCS>坂路併せ馬で追い切るインディチャンプ(左)(撮影・亀井 直樹)

 4歳のグランアレグリア、3歳サリオスに話題を持っていかれがちだが、昨年の覇者、5歳馬インディチャンプも健在だ。最終追いは坂路でファンタジステラ(6歳2勝クラス)と併せ馬。軽快なフットワークでラップを刻み、4F52秒3~1F12秒2できっちりと2馬身半先着した。

 音無師は「先週、先々週とびっしり追ったので今週は軽めで十分。動きは良かった」と納得の表情だ。スプリンターズSを見送る誤算もあり、安田記念3着以来ぶっつけ本番になるが「最も良かった昨年のマイルCS(1着)と状態は同じくらい。阪神は大丈夫だし前走のリベンジができれば」と指揮官は気合十分。昨年の安田記念、マイルCSを制し、史上7頭目の同一年春秋マイルG1制覇を達成したスペシャリスト。後輩たちにやすやすと戴冠は許さない。

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