【ジャパンC】(2)アーモンドアイ、美浦でラスト調教 国枝師は鞍上信頼「ルメさんが一番分かってる」

2020年11月28日 05:30

厩舎周りを運動するアーモンドアイと根岸調教助手(右)(撮影・西川祐介)

 アーモンドアイは28日の早朝に東京競馬場へ輸送されるため、この日が美浦トレセンでの最後の調教になった。いつものように角馬場を経由してAコースへ。1F15秒ほどのキャンターで1周。その後にゲート練習をして最後の調教を終えた。国枝師は「いつも通り。全然問題ない。もう馬場に入ることはない。あとはジョッキーにお任せ。この馬のことはルメさん(ルメール)が一番よく分かってるから」と話した。

 【18年に世界レコード2分20秒6】府中で圧倒的な強さを誇るアーモンドアイは、特に2000メートル以上では全てG1で負けなしの4戦4勝。4レースとも単勝1倍台の厳しいマークを受けながら勝ち切ってきた。中でも2年前のジャパンCでは2分20秒6の世界レコードを樹立して圧勝。管理する国枝師も「アーモンドのベストパフォーマンスはジャパンC。(父は)ロードカナロアだけど、2400メートルで一番強い勝ち方をした」と話す。

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