スイープトウショウ死す…05年宝塚記念VなどG1・3勝 19歳腸捻転で

2020年12月7日 05:30

05年宝塚記念を制したスイープトウショウと池添

 05年宝塚記念をはじめG1・3勝を挙げ、同年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬を受賞したスイープトウショウが5日午後、腸捻転のため北海道勇払郡安平町のノーザンファームで死んだ。通算成績は24戦8勝。19歳だった。5戦目のチューリップ賞1着から引退まで手綱を取った池添は6日、阪神競馬場で「本当に残念です」とショックを隠しきれなかった。

 「何度か牧場に見に行きました。スイープセレリタスの下がおなかにいた時ですかね。長生きしてほしいと思っていたし、彼女の子供は乗っていなくても気になる存在でした。天国でゆっくりしてほしい。お墓参りに行きたいです」

 繁殖牝馬としては、19年ローズS6着のスイープセレリタス、今年6月にオープン馬となったスイーズドリームスなど、計10頭を輩出。今年2月に生まれた「スイープトウショウの20」(牡、父ディープインパクト)が最後の産駒になる。

特集

2020年12月7日のニュース