【阪神JF】サトノレイナス95点 一目で分かる素質の高さ クラシック級の潜在能力

2020年12月8日 05:30

バランスの取れた馬体のサトノレイナス(撮影・西川 祐介)

 一昨年の3冠牝馬・アーモンドアイ、カレンブーケドール(昨年のオークス、秋華賞2着)、マジックキャッスル(今年の秋華賞2着)と牝馬3冠戦に毎年活躍馬を送り出す国枝厩舎。来年のクラシックはサトノレイナスの出番でしょう。一目で素質の高さが分かるバランスの取れた馬体。直飛と呼ばれる角度の浅い飛節ですが、トモや肩には柔軟な筋肉がたっぷりと付いている。

 全兄サトノフラッグが重厚なら、こちらはディープインパクト産駒らしく軽快。全きょうだいでも馬体の特徴は正反対です。ソダシ同様、キ甲(首と背中の間のふくらみ)はまだ抜けていません。2歳馬だけに幼さも残っています。キ甲が少し抜けて尻の位置より高くなれば、クラシック級の馬体に進化するでしょう。

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