【有馬記念】ラッキーライラック 有終飾れず4着…福永「距離の壁を感じた」

2020年12月28日 05:30

<有馬記念>4着でレースを終えたラッキーライラック

 ラストランの4番人気ラッキーライラックは、上位3頭から離された4着。中団追走からレースの流れに乗って徐々にポジションを上げたが、最後は脚色が鈍った。初コンビの福永は「出たなりに脚をためるイメージ。勝ち馬を見る形で4角は手応えよく回ってきたが、手応えほど伸びなかった。立ち回りがうまく調子も良かったが、距離の壁を感じました」と振り返った。

 同期に9冠馬アーモンドアイがいながら、積み重ねたG1タイトルは4つ。松永幹師は「最後勝てなかったのは残念だけどよく頑張ってくれた。無事に帰ってきてくれたことが何よりです」と穏やかな表情。今後はいったん栗東に戻ってから生まれ故郷のノーザンファームへ出発する予定。ターフでしのぎを削ったアーモンドアイとの2世対決が今から待ち遠しい。

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2020年12月28日のニュース