【船橋・ダイオライト記念】17日発走 必勝ポイント・過去10年データ編
2021年3月13日 05:30 春恒例のダート長距離重賞「第66回ダイオライト記念」(交流G2、2400メートル)は17日、船橋競馬場のハートビートナイターでゲートイン。中央、地方の“スタミナ自慢”が集結する。なお、引き続き無観客開催で実施。過去10年のデータから同レースの傾向を探った。
◇上位人気馬◇
1番人気馬【6 1 0 3】 2番人気馬【2 2 2 4】 3番人気馬【1 2 4 3】ほかに6番人気が1勝。平均配当は単勝640円、馬単3420円。3連単は2万8790円で、12年の13万越えを含め万馬券が6回出ている。
◇所 属◇
JRA所属馬【10 8 5 16】 船橋所属馬【0 1 3 29】 大井所属馬【0 1 2 12】 川崎所属馬【0 0 0 3】 浦和所属馬【0 0 0 9】 他地区所属馬【0 0 0 30】過去10年全勝のJRA勢は1~4着独占が2回(13、19年)、1~3着の独占も2回(15、18年)と断然優勢。2、3着に好走した地方馬は7頭。いずれも2100メートル以上の重賞で馬券圏内の好走歴がある。長距離適性を示した形だ。
◇馬 齢◇
4歳馬【2 1 2 5】 5歳馬【2 1 2 15】 6歳馬【4 2 3 17】 7歳馬【2 4 2 28】 8歳以上馬【0 2 1 34】4歳の勝ち馬2頭(13年オースミイチバン、19年チュウワウィザード)は過去にも交流G2を制覇していた。
◇ステップ◇
川崎記念組が2勝、2着4回、3着1回と活躍している。馬券圏内に好走した地方勢は7頭中6頭が大井の金盃から参戦。
◇逃げ馬◇
流れが落ち着きやすい長距離戦。逃げ馬の成績に注目すると、11年から<1>、(5)、<1>、<2>、(12)、<1>、(7)&<1>、(3)、<1>着。昨年はアナザートゥルースがルメール騎乗で逃げ切った。同馬は今年、船橋の名手・森泰斗と初コンビ。目が離せない存在だ。
◇重賞実績◇
連対馬20頭中、出走時にダートグレード未勝利だったのは11年カキツバタロイヤル、15年トウシンイーグル、20年ウェスタールンドの2着馬3頭。1着馬10頭中6頭はG1勝ち、残る4頭中2頭もG2勝ちの実績があった。(データ班・田中 辰幸)