【毎日杯】良血シャフリヤール首差で勝ち切って重賞初制覇 川田「勝ち切れたことが何よりです」

2021年3月27日 17:22

<阪神11R・毎日杯> 内から抜け出しグレートマジシャンを振り切りレコード勝ちしたシャフリヤール(左) (撮影・亀井 直樹)

 直線はサンデーレーシングの勝負服2頭による激しい追い比べとなった。坂を上がるとシャフリヤールがグイッとひと伸び。食らいつくグレートマジシャンを首差でしりぞけ、重賞初制覇のゴールを駆け抜けた。初コンビを組んだ川田が振り返る。

 「ゲートはあまり速くないけど位置取りはスムーズ。道中リズム良く運べました。何とかしのいでくれました。勝ち切れたことが何よりです」

 賞金加算を期して絶対に落とせない一戦。藤原英師は「ジョッキーがうまく乗ってくれたし、馬が応えてくれた。まだまだ成長できると思うし、体が増えてくれば」と先を見据えた。4歳上の全兄アルアインは17年にこのレースで初タイトルをつかみ、次走で皐月賞馬に輝いた。シャフリヤール自身、次走は未定ながら今後につながる勝利になったのは間違いない。

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