【皐月賞】横山武 先を見据えてエフフォーリアに新馬戦から騎乗

2021年4月15日 05:30

追い切りを行ったエフフォーリア(撮影・西川 祐介)

 【朝駆けネタ】横山武とエフフォーリアの出合いは昨夏の札幌。デビュー戦前に調教騎乗し、その背中にほれ込んだ。「僕自身、相馬眼はないけど、立派な馬体にほれぼれした。ただ、デビュー前から“この馬はいい”って周りに言い過ぎてしまって、新馬戦からかなり人気した」と苦笑いで振り返る。

 「先を見据えてどう勝つかを考えて乗った」新馬戦を快勝。2戦目の百日草特別では「今後のためにわざと馬群でレースをさせた」。一線級が集まった前走は早め抜け出しの横綱相撲。ソラを使わず突き抜けた。「1戦ごとに着実に課題をクリアしてくれている」と実戦で相棒の成長を促してきた。先週の桜花賞は、白毛馬ソダシがデビューからコンビを組む吉田隼と無敗V。今週も「人馬一体」「無敗」がキーワード。

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