【プリークネスS】ケンタッキーダービー覇者メディーナスピリットに出走許可 9日に薬物検査で陽性反応
2021年5月12日 10:49 1日にあった米国クラシック3冠初戦のケンタッキーダービーを制したメディーナスピリット(牡3=ボブ・バファート、父プロトニコ)は現地時間11日、メリーランド州競馬委員会とメリーランドジョッキークラブから、2冠制覇が懸かるプリークネスS(15日、ピムリコ、ダート1900メートル)の出走を許可された。ピムリコ競馬場が発表。
ケンタッキーダービー後、9日になって禁止薬物検査で陽性反応を示し、ステロイド抗炎症薬のベタメタゾンが検出された。バファート師は投与を否定し、皮膚炎の治療薬にベタメタゾンが含まれていると主張。潔白を訴えていた。
州競馬委員会とジョッキークラブは2頭出しの僚馬コンサートツアー(牡3、父ストリートセンス)とともに追加の検査を実施し、陽性であれば出走取消となる。
10頭立てで主催者発表の公式オッズはメディーナスピリットが1番人気、コンサートツアーが2番人気。日本馬フランスゴデイナ(牡3=森、父ウィルテイクチャージ)は9番人気となっている。この日、確定した枠順は以下の通り、右は鞍上、馬番も同じ。
1番 ラム サンタナJr.
2番 キープミーインマインド コーエン
3番 メディーナスピリット ヴェラスケス
4番 クラウディドトレード カステリャーノ
5番 ミッドナイトバーボン I・オルティスJr.
6番 ロンバウアー プラ
7番 フランスゴデイナ ロザリオ
8番 アンブライドルドオナー サエス
9番 リスクテイキング J・オルティス
10番 コンサートツアー スミス